| 【blog】私たちは未来に何を残すことができるのか |
「ライフスタイルを見直す環境会議」(連合、中央労福協、労金協会、全労済)が企画して、9月の後半に桃井和馬さんの記念講演会を開催しました。その中から印象に残ったメッセージを、みなさんと共有したいと思って、ここでご紹介します。 桃井和馬さんは世界130カ国以上を「地球環境」「紛争」などの視点で取材してきたフォト・ジャーナリストで、地球のいまを後世に残すため、活動を続けています。ご自分で撮影した写真を使いながら、世界各国の実情をわかりやすく解説してくださいました。 その中で印象深かったのは、「世界で一番幸福だと思うのはどこの国民か」という国際機関の調査で、2003年の世界一はアフリカのナイジェリアで、8割の人々が自分たちは幸福だと感じているということです。日本はたった2割か、それ以下の国民しか幸せだと感じていないのです。日本ではこんなに物があふれているのに、なぜ幸せだと感じられないのでしょうか。 桃井さんは、「環境問題は生き方だ。どうやって生きていくのか、どういう生活を得るのか。新しい電化製品を買い続けていくのか、いいものを長く使っていくのか。すべてを通したトータルな生き方が、結果的に環境問題への対応という形になって現れてくるものだ。」と語りました。 「一日を愛し、一年を憂い、千年に思いをはせる。一日を愛すとは、自分の家族やコミュニティーを大切にしていくこと。一年を憂いとは、世界を見て考えていくこと。千年に思いをはせるとは、地球や自然のことを考えていくこと。」(講演からの抜粋) 「地球に住んでいるのは人類だけではなく、動物、虫、バクテリア、風、水など、すべてが地球を造る大きな要素です。地球というレベルで、私たちはこれからの人生で何を考え、どう生きていくのか。環境問題も私たちも、生き様が大切だ。」というメッセージが心に残りました。 ふと、自分の身に置きかえて、私たちは何ができるのか。これからの課題ですが、来年1月のライフスタイルフォーラムのテーマとも重なり、さらに考えるきっかけとなりました。 佐々木 緑(ライフスタイルを見直す環境会議) |
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