トップページ arrow イベントレポート arrow 「第8回炭素税研究会〜炭素税初期導入国・スウェーデンの最新状況〜」
「第8回炭素税研究会〜炭素税初期導入国・スウェーデンの最新状況〜」
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炭素税研究会は、気候ネットワーク、「環境・持続社会」研究センター(JACSES)、世界自然保護基金(WWF)ジャパン、持続可能社会研究会、グリーンフォワードなど、いくつかのNGOメンバー・研究者・税理士・企業人などで構成。地球温暖化に対処する炭素税の早期導入に向けて、研究・提言活動を行っています。
「炭素税勉強会」は、炭素税研究会が主催して議員会館で開催、平均して60名程度が参加しています。勉強会自体は議員をターゲットに行っていますが、一般の参加も可能です。

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第8回の勉強会は、慶応義塾大学教授・飯野靖四氏による炭素税導入から14年目となるスウェーデンの最新状況報告。
スウェーデンの医療制度の話や自然環境に関する価値観など、北欧に関する興味深い話とともに、会場からは笑い声も聞かれました。
「スウェーデンの医師は公務員なんです。病院に行くと待たされるのはあたりまえで、処方箋を出すのに30日後なんてことも。その代わり3分診療ということはありませんね。」(飯野氏)

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「スウェーデンは日本に比較して所得が少ない国ですが、自然が非常に長けています。自然を大切にしていて、(日本にも一部地域にありますが)入会権が市民の間に存在しています。日本人にとって山はたまに行ってリラックスするものになりつつありますが、スウェーデン人にとって自然は生活必需品なのです。」(飯野氏)
人の庭でもキャンプをしたり、果実をとったりとスウェーデン人はおおらか?日本では「こらっ」とお叱りを受けること間違いなしですね。老後は山の中で暮らすという生活スタイルの中では環境の意識が高いこともうなずけます。気になる税の効果は・・
「環境省の発表では効果があがっていることになっていますが、実際のところ効果の計量にばらつきがあります。スウェーデンが環境税を導入するにあたっては、税収が目的であったことも事実。日本で環境税を導入するにあたっては、他の税との調整をしつつ導入を図ることが大切ではないでしょうか。」(飯野氏)

取材と写真 坂上亜子


◆もっと知りたい
炭素税研究会(JACSESホームページより)
http://www.jacses.org/paco/carbon/